太陽石油、「COMPANY Talent Management」シリーズを採用｜キャリア支援を強化し、人財の成長を加速

株式会社WHI Holdings（本社：東京都港区、代表取締役最高経営責任者（CEO）：安斎富太郎）は、太陽石油株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：山本堯大、以下太陽石油）が既に利用している統合人事システム「COMPANY」に続き、タレントマネジメント製品「COMPANY Talent Management」シリーズ（以下 CTM2.0）を採用したことをお知らせします。

これにより太陽石油は、適材適所の配置や1on1の仕組み化を通じて従業員のキャリア支援を強化することで「従業員を成長の主体とする、サステナブルな成長に向けた体制の構築」を実現します。

「COMPANY Talent Management」シリーズ採用の背景

太陽石油は、原油の輸入から石油製品・石油化学製品の製造・販売までを一貫して行う総合エネルギー企業として、安定したエネルギー供給と持続可能な経営の実現に取り組んでいます。人財戦略においては、「従業員を成長の主体とするサステナブルな成長体制の構築」を基本方針に掲げ、「従業員のやる気を伸ばし、やりがいを育む」ことや「チャレンジする人財をはじめ多様な人財を育てる」ための、様々な人事施策を推進しています。

太陽石油では、2013年に「COMPANY」の勤怠管理製品を導入して以降、人事管理、給与計算、身上変更ワークフロー、人事評価など人財に関するシステム基盤を幅広く「COMPANY」に統一することで、業務効率化および人財データの集約を進めてきました。さらに今後、「従業員のキャリア支援強化」や、「能力と成果に応じた人財配置と処遇」などの人事施策を実現するため、CTM2.0の採用を決定しました。特に評価したのは以下の点となります。

豊富な機能と、現場の従業員が直感的に操作できるユーザーインターフェース（画面設計）
既に利用中の「COMPANY」人事管理製品との連携により、最小限の手間で最新のデータを活用できる点
活用や定着までを支援する伴走型のサポート体制

期待効果

1.1on1を通じた従業員の成長支援

太陽石油では、キャリア支援を目的とした1on1の仕組みづくりを重要なテーマとしています。CTM2.0の「1on1」機能では、1on1の実施計画の策定や面談内容の記録、振り返りの登録、実施状況の分析レポート作成が可能です。また、人財部やマネジメント層だけの利用ではなくあらゆる従業員の活用を想定し、直感的な操作とわかりやすい画面に設計されています。そのため対話の内容を記録・蓄積するだけでなく、健康状態やコンディションを記録したり、事前に双方が登録したトークテーマに沿って面談を実施したりすることで、上司と部下の対話を促進します。

さらに分析レポート機能の活用により、1on1の実施率やその際によく話されているテーマ、面談満足度の高い部署やネガティブなコメントといった内容を把握できることから、経営層や人事部門による組織課題の発見に繋げる予定です。

1on1を仕組み化することで、上司と部下の信頼関係を深め、より従業員一人ひとりのやる気を伸ばし、やりがいを育むための成長支援を強化します。

2.人財分析ダッシュボード機能の活用による業務効率化

行政への申告や、人財戦略や採用戦略を検討するための人的資本データ算出や、評価資料や異動案の作成などはこれまで手作業で行っていたことから、人事部門の大きな負担となっていました。しかしCTM2.0のダッシュボードを利用することで人的資本に関連する主要指標の集計や可視化が自動化されるため、資料作成にかかる煩雑なデータ加工や集計作業を効率化できます。

3.統合型システムを利用した人財データの一元化により、データに基づく人財戦略を実現

既に利用中である「COMPANY」の人事管理製品に蓄積されている人財データがCTM2.0にスムーズに連携されるため、データ加工や、人事データベースとタレントマネジメントでの二重メンテナンスを行う必要なく、最新の人財データを活用できます。これにより、従業員の経歴や保有資格、スキル、教育受講履歴など多様な人財データを最大限活用し、従業員一人ひとりの志向、強みや課題を可視化することで、従業員の成長に向けた具体的な支援の提供に繋げます。また従業員自身が、自分の情報を客観的に確認し、上司・同僚のキャリアを参考にすることで、自らのキャリアを主体的に考えるきっかけになります。

さらに人事部門では、データの一元化により、異動案や人財育成の検討において、感覚や経験に頼った決定ではなく、従業員のスキルやキャリア希望、異動希望といったデータに基づいた客観的な意思決定ができるようになります。これにより太陽石油の目指す、能力と成果に応じた人財配置と処遇や、従業員のキャリア支援に重点を置いた人事・教育制度の拡充を実現します。

太陽石油からのコメント

当社は、持続可能なエネルギー供給を担う企業として、人財の成長を最重要課題と位置付けています。これまでも統合人事システム「COMPANY」を活用し、業務効率化と人財データの一元化を進めてまいりましたが、この度CTM2.0を採用したことで、キャリア支援をさらに強化できると確信しております。

CTM2.0の導入により、従業員一人ひとりの成長を支援する1on1の仕組みが強化され、多様な人財が自律的にキャリアを形成できる環境が整います。また、人財データの一元管理と可視化、そして分析ダッシュボード機能の活用により、感覚に頼らない客観的な人事施策の立案が可能となります。従業員が利用することを想定して、わかりやすい画面であることも評価のポイントでした。

今後も、伴走型のサポートを最大限活用し、人事基幹システムとタレントマネジメントを統合した「COMPANY」シリーズで、データに基づいた戦略的な人財配置と育成を実現し、従業員のやる気を伸ばし、やりがいを育む、サステナブルな成長体制を構築してまいります。この新たな取り組みを通じて、当社の企業価値向上に繋がることを大いに期待しております。

太陽石油株式会社　人財部

WHI Holdingsは、今後も統合人事システム「COMPANY」の提供を通じて日本企業の人的資本マネジメントを支援し、はたらくすべての人が真価を発揮できる社会の実現に努めてまいります。

「COMPANY Talent Management」シリーズ（呼称：CTM2.0）について

株式会社Works Human Intelligenceが提供する大手法人向け統合人事システム「COMPANY」と株式会社サイダスが提供するタレントマネジメントシステム「CYDAS」が融合した製品で、2024年11月より両社で提供を開始しました。「COMPANY」の豊富な人材データに、「CYDAS」のノウハウや直感的なUI/UX、そして高度なAI技術を組み合わせることで、精度の高い人材データの分析と活用が可能です。日本の人事に長年向き合ってきたノウハウにより、日本企業の高度で複雑な人事制度に迅速かつ持続的に対応し、進化し続けます。

「COMPANY Talent Management」シリーズ製品サイト　https://www.ctm.works-hi.co.jp/

株式会社WHI Holdingsについて

WHI Holdingsは、「人に真価を。」をコーポレートブランドに掲げ、はたらくすべての人が真価を発揮できる社会の実現を目指しています。すべての人事領域を統合的に支援する「HCM Full Suite」構想を2020年より推進し、統合人事システム「COMPANY」を中核としたサービスの開発、提供を行っています。

WHI Holdingsサイト： https://www.whi-holdings.co.jp/

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株式会社Works Human Intelligence　広報（担当：若林、角川）
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